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『ひゃくはち』 [映画]

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昨日の定休日は久々に自宅でDVDを観賞しました。


観たのは『ひゃくはち』


高校球児の青春映画ですが、実はこの映画に出演している俳優さんが、
以前当店で朗読ライブをしてくださっていたので、ぜひ観たいと思っていました。


…とは言っても、普段はほとんど邦画は観ないので半分楽しみ半分心配な思いで見始めました。


…が!


主役の高校球児二人の若さとか青さがなんとも微笑ましいのです(^-^)

三姉妹で育ったワタクシ、わぁ…高校男児ってこんなんなのかぁ~!!!!??と、
爆笑とちょっぴり苦笑い…でもそれ以上にその若さがカワイイなぁ~、なんて
思いながら、どんどん引き込まれてしまいました。


ストーリーは、高校野球界の裏側(実際こうなの!?!?)や大人の事情も理解しながら、
それを冷ややかに見つつもひたむきに情熱を持ち続け、
ベンチ入りギリギリという現実の中でも諦めずに頑張る主役二人の球児。


それをスポ根青春熱すぎウザ系ではなく描いていたのは見事だな、と。


今の高校生等身大で、でも見終わった時には清々しく、爽やかで。


うん、良い映画だったと思います。見てよかったな。


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恋するベーカリー [映画]

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昨日と今日は久しぶりの連休でした。

最近、毎週1回のお休みには撮りためた映画などを見ることにしていますが、

今週見たのは、メリル・ストリープの『恋するベーカリー』



映画の話のその前に・・・

いつもアメリカ人のお客さんと話すのですが、洋画・洋楽に付ける邦題って

なんだか可笑しいですよね~。この『恋するベーカリー』も原題は・・・


『 It's Complicated 』


つまり、ややこしい関係とか込み入った事情・・・みたいな意味のハズ。

うむむ・・・邦題って誰がどんな意図で付けてるんでしょうね。



それはそうと、映画のお話。



ベーカリーを経営するジェーンは、弁護士の夫ジェイクとは彼の浮気が原因で

10年前に離婚。

3人の子供を女手一つで育て上げ、末息子の大学の卒業式にNYへ。

そこで元夫も含む家族全員でお祝いをする予定だった。

ところが、ひょんなことからNYでその元夫と不倫関係に!?

・・・そこからややこしい関係が。

一方、離婚後に住み始めた家の増築を計画していたジェーンは、建築士のアダムと

知り合い、数年前に離婚した経験を持つアダムとの距離は徐々に近づいていくが・・・。




メリル・ストリープ、さすがです。脇を固めるのがアレック・ボールドウィンと

スティーブ・マーティンと言うのももちろんですが、眉毛の動き一つで熟年女性の

複雑な心情を表してしまうあたり、名女優ですね~。



大ベテラン俳優陣が素晴らしいのは当たり前といやぁ当たり前のことかもしれませんが、

個人的には、長女の婚約者ハーレイ役のジョン・クラシンスキーが良い味出していて

気に入りました!私はあまり知らない俳優さんでしたが、ドリームガールズなんかにも

出てたんですね。今後チェックです。




さて、私がこの映画を見て一番心に残ったこと。

それは「人生に近道はない」ということ。



映画の終盤でジェーンがジェイクと二人の不倫関係を振り返るシーンで、

「私には必要なことだったのよ、あなたにもね」と。



私もどちらかと言うと人生遠回り組だと思ってましたが、誰のどんな人生にも

近道も遠回りも無いんだなぁ、と。



どんな遠回りだと思っても、それがその人にとっては最短距離。

すべて必要なこと。



ただ、そう思えないのが私たち人間のサガなのかもしれません。

そして受け容れられずに足掻くからこそ人生が「Complicated」になるのかもしれませんね。


本来はすべて Simple is Best のハズ。


どんな出来事もシンプルに楽しめるようになりたいものです。











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フォーンブース [映画]

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毎週水曜日の定休日には録りためた映画をみることにしています。


昨日見たのは、コリン・ファレル主演の『フォーンブース』


まぁ、よくあるサスペンスだろうからな~とあまり期待せずに、上映時間が短いことから選んだ一本。


しかし、これが意外と面白かった。



口八丁で成功しているエージェントのステュ。

今日も派手なスーツに身を包み、若いアシスタントをこき使いながら携帯片手に
いつもの通り口八丁で仕事を成功させている。

最近は若い駆け出し女優パムに夢中で、独身だと嘘をつき電話BOXから口説きの
電話を毎日かけている。
今日もいつもの電話BOXからパムへ電話するも振られたところへ誰からか
かかってきたBOXの電話につい出てしまう。それが悪夢の始まり。
電話の相手にどこからかライフルで狙われ身動きもとれないまま殺人犯に仕立てられ、
警察に包囲されるはめに…。



主要登場人物も少なく、話の展開もわかりやすい、場面も大半は電話BOX周辺だけ、
という構成ながら、心理的にハラハラさせる演出と、コリン・ファレルの演技はなかなか。


でも私が気に入ったのは、児童文学さながらの教訓。

「ウソをつくと良い結果を招かない」ということ。


まぁ、製作側の意図はもっと他にあるのかもしれないけど、私としてはそれを一番感じました。

そして嘘がいかに自分を束縛し、逆に正直に話すことがいかに自分を解放するのか、
が、死を突きつけられた状況下においても人として重要なことなんだな、と感じました。


それと、これは個人的な感覚なので賛否ご意見は分かれるでしょうが、

夫婦のつながり、についても少し感じるところがありました。

あんなに嘘八百で塗り固めた人生を送ってきたステュも、妻に対しては誠実でありたかった、
そしてすべてが終わった時には妻と新しい関係を気づきたいと思ったんだ、と言うところ。


夫婦のつながりって、たぶんただの男と女の関係じゃないんだよね…。


なぁ~んて、恐らくは製作者の意図とは全く違うだろうところで面白味を感じた映画でした。


しかし、先週見た『ウッデイ・アレンの夢と犯罪』といい、コリン・ファレルは情けない顔がよく似合う俳優さんですな。




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ピノッキオ [映画]

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毎週水曜日の定休日、最近は『ビデオ鑑賞タイム』を作って溜まったビデオを観る時間を取ることにしています。


夫婦ともに映画を観るのは好きなので、衛星放送なんかで気になる映画が放映されると“休みに観よう!”と撮りためています。


ところが、休みには何かと予定が入ったり、事務仕事があったりと、数時間まとめてビデオを観る時間って意外ととれないもの…。


そんなこんなで、撮りためた映画も数えきれないくらいになり、あまりに溜まりすぎてしまってマズイ…と毎週設定したのがこの『ビデオ鑑賞タイム』です。



昨日は、ロベルト・ベニーニ監督・主演の『ピノッキオ』を観ました。


子供の頃に本で読んだりアニメで見たりして以来、ずっと忘れていたお話。


観れば観るほどお話を思いだし、懐かしい~!と感激してました。


しかしこの映画、ピノッキオは子供…なのに演じるベニーニはかなり大人。よくもまぁ、こんな風に子供らしい動きが出来るわぁ~。ご近所のやんちゃ小学生そのままの演技で感心しました。


映画自体はイタリアでは最高収益をあげたみたいですが、かのゴールデンラズベリー賞で、栄えある!?最低主演男優賞を受賞した代物みたい…。


まぁ、映画の評価はさておき、児童文学って言うのはやっぱり好きですね~。


お話の裏には必ず教訓が隠されている。そう言う「意味」を考えるのが好きなんです。


約束を守ること、真面目に生きること、親から子への無条件の愛情…。


先日のアリスと良い、100年以上読み続けられているにはやはり理由があるんですよね~。


しばし子供の気分に戻って楽しみました。



さぁ~来週は何を観ようかな~。





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