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自尊心 [つぶやき]

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またもや更新がずいぶんと開いてしまいました。

ここのところ、読書ラッシュです。
読書の秋…にはまだちょっとだけ早い気もしますが。

自分で図書館で借りた本、購入した本、それ以外に、結構お客様から本をお借りすることがあります。
カウンタートークの中で出た話題に興味を持つと関連した本をお借りすることもしばしば。
先日、あるお客様からお借りした本の中に『おかげさまで生きる』(矢作直樹 著)がありました。

矢作先生とは実はある方の講演会で同じ場に居合わせたことがあります。
それ以外にも、以前良くお越しくださっていたお客様が親交があったこともあり、お名前はお聞きしておりましたし、著書も一冊読んだことがありました。
東大医学部の教授であり、東大病院の救急部でご活躍なさっている先生ですが、「人は死なない」という本で一躍注目され、テレビなどでもご覧になった方も多いのではないでしょうか?

今回の本でテーマにされているのが「おかげさま」なのですが、大きく分類して世に多く出ている「心」を扱う題材の本と大方似たような内容だと思います。
その中で私が一つ心に響いたのが(他に何カ所も心に響いた箇所はありましたが。)

【自尊心】
について書かれた項目。曰わく
「自尊心とはこの世に生かされている感謝の気持ちの裏返しですから、そもそも私たち全員がもっているものです。」
と。

私の中では自尊心=自信や誇り、と思っており、自ら誇るものがあるかどうか、だと思っていたのです。
そもそも、昔から自己評価が苦手で、以前勤めていたときに期毎に提出する評価シートで、上司に「君の自己評価は著しく低すぎるから書き直して」と言われ、転職の試験で行った適正テストでも、担当者との面談で「ここまで自己評価低い人は見たことがない」と言われ不採用になった経験があります。
未だに自分のことが理解できてないなぁと自ら思うこともしばしばある私は、自尊心が低いというレッテルを自分自身に貼ってさらに自己評価を下げていたのだと思います。

そんな私の目の前に現れた矢作先生のこの言葉。
自尊心が低いとは、感謝が足りないのだ、と気づきました。

自分の存在が今この世にあること、それ自体が奇跡であり、尊いことなのだと言うこと。
そんな自分の存在があることへの感謝。
これは心に突き刺さりました。

自分が何者か、誇れる何かを持っているのか?
そんな後から追加される「何か」で測ることなんてない。
「私がここに在る」
それだけで誇れる「何か」なんです。

それに気づかせていただいたことに感謝!



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