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絶対色彩感…!? [U_U ギャラリー]

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絶対音感…昔興味があって本を読んだことがあります。
確か、全ての音が音階で聞こえ、音階を正確に再現できる才能、だったかと思います。


ただいま開催中の『柳井貴光 展』
群馬在住の画家、柳井貴光さんの水彩、油彩、鉛筆、ミクスメディアの作品展。

今日この作品たちを見ながらお客様が、
この柳井さんは絶対音感ならぬ絶対色彩感をお持ちなのかも!?とおっしゃいました。


昨年、一昨年と当店で個展を開催していただいていますが、
毎回拝見していて感じるのが…


まさにその場に立っているかのような感覚。


真昼の強い日差しが差し込む公園の絵ならば、
刺すような日差しに手をかざしたくなり、強い日差しの火照りに肌に手を当てたくなる。


夕暮れのベンチが描かれた絵ならば、
暮れゆく太陽に郷愁を感じ、今すぐにでも家路につきたくなる。


たとえ鉛筆で描かれたモノクロの海岸であっても、
空と海の蒼さの境界線を感じながら波の音を聞き、砂浜に吹く風を感じる。


なぜなんだろう…と思っていましたが、私の中でこの感想がとてもしっくりきました。


別の絵を描かれるお客様から、風景画を描く作家さんには、
どこの風景でも描く人と、自分の馴染みの風景だけを描く人がいる、とお聞きしました。

柳井さんは後者ではないかと思いますが、柳井さんは自分の大好きな場所を、
自分が感じた肌感覚や心象までも見事に絵として再現できるのではないでしょうか。


絶対色彩感…


そんな言葉があるかは分かりませんが、あれば柳井さんに贈りたいと思います。

この作品展は9/30(日)まで開催中です。

絵の前に立ち、絵の中の世界へ踏み込んでみませんか?




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