SSブログ

色々勉強になりました。 [つぶやき]

G000609756.jpg

今日は池袋まで「私の針仕事展」に行ってきました。
9回目となるそうですが、私が見に行ったのははじめて。
今回は「布に「おもい」を紡いで」というサブタイトルに惹かれて観に行きました。

作家さんそれぞれの「思い」が込められた作品の数々。
キルト作品がメインの展示でしたが、8/31(金)まで開催中だそうです。


キルトと言えば。
ご縁があってセブ島沖の島「カオハガン」で日本人の島主が現地の住民に教えて根付いた
「カオハガンキルト」を本などで拝見したことがあります。
その本はいただいて店にも置いてあります。

こちらは、いわゆるルールに則って作られたものではなく、生地のカットの仕方、
縫い合わせ方、配置などは全て島民のセンスで自由に作られています。

これが素晴らしいんです。カオハガン島には行ったことは無いけれど、
写真集などで拝見する限りは自然そのままが大切に保存されている環礁島。
大洋と海と風と植物、そしてそこに住む人々。
それがそのまま作る人の感性で表現されている。

だから真四角じゃなかったり縫い目が曲がっていたり、生地のカットもバラバラで・・・
そんなモノもありますが、それはそれで結構。
全体的には素晴らしいキルトに仕上がっている。


そんなカオハガンキルトを頭の片隅に置きながら、今回の針仕事展で飾られた作品を
拝見しました。


さすがに日本では大先生と呼ばれるだろう方々の”おみごと!!”と唸る作品が
たくさんありました。
どれもきちんと計算され、きちんとレイアウトされ、きちんと縫われている。
そしてどの作品にも横には作者とその作品に込められた思いが綴られていました。


・・・カオハガンキルトを知らなかったら本当に素晴らしい作品で心から楽しめたと思います。
いや、本当にどれも素晴らしいんですよ。その技術もセンスも込められた思いも。


・・・でも。
日本だけじゃないのでしょうけれど、どうしてこういった趣味の色が強いもの作りって
「~先生に師事」とか「~会に所属」とか系統だてられちゃうんだろうな、と。


「自由」に「好きなよう」に「自分で思うよう」にやると異色、という目で見られる。
思うままに。自己満足だって良いじゃない。だって自分の作品じゃない。


なーんて、展示作品とは全然違う余計なことを考えてしまいました(^^ゞ



展示会の作品の話に戻って、と。
中にはパッチワークで作る風呂敷なんかや古布でつくった人形の着物も展示されていて
なかなか面白かったです。
中でも私が惹かれたのは「布絵アート」色々な種類のカラフル生地に中綿を入れて
立体にし、様々な「絵」を描き出している額装が素晴らしかった。
布って色々な可能性があるんだなーと感心。


また色々な人の作品に込められた「おもい」とその作品を並べて観たことで、
日々考えている”「おもい」や「こころ」ともの作り”、についてのヒントも
少しいただけたと思います。
展示の仕方や照明などにも色々と感じるところもあったし。


色々な意味で勉強になりました。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

夜を越えて・・・絶対色彩感…!? ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。