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MY HEART WILL GO ON ... [つぶやき]

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今日は店で行っている大人のクラブ活動の一つ『enSAMble mU_Usica』の第3回発表会でした。
そして今日は私にとって大きな気づきがあった1日でした・・・。
今日のこの気づきを忘れないために、ここに書き記しておきたいと思います。


前回の記事でもアップしましたが、店で行っているカフェ・ギャラリー・ライブ・レッスン、そしてクラブ活動を通して、
また、店で出会う様々な方々との交流やその方々のご活躍などを拝見していて、ここのところとても気になっていたことがありました。


それは
「人に感動を与えると言うことはどういうことなのか?」
「伝える、伝わる、とはどういうことなのか?」
と言うこと。

感動を与えられるものとそうでないもの。
みんなを惹きつけてやまないものとそうでないもの。
この違いは何だろうか・・・。


そして今日のこの日、私の心に「!!!」マークがピカピカと点滅した一連の出来事がその答えを導いてくれました。


今日は出勤前に珍しくテレビをつけていたのですが、そこではNHK杯で優勝した高橋大輔選手の演技が映し出されていました。
忙しい出勤前の時間なのに、これから自分たちも本番を控えているのに、高橋選手の演技にはついつい魅入ってしまっただけでなく、思わず心をグッと掴まれてしまう感動がありました。
テレビの中に映っているその場にいた観客が、その時目の前で繰り広げられる高橋大輔選手の演技に惹きつけられるのはわかります。
でも、テレビの前でしかも録画で見ている私に与えられたこの感動はなんだろう・・・。


そんなことを思いながら店に向かい発表会本番。
曲は「アリラン」「海そしてうみ」「青い山脈」「情熱大陸」の4曲でした。
実はこのアンサンブル、先生のご指導があるのは月1回のみ。それ以外は週に1回集まれる人だけ集まって
自主練習を開催します。今まではこの週1回の自主練習の開催もまちまちでした。
ところが、先生から課題曲「情熱大陸」を渡されたとたん、メンバーのハートに火が付き、それ以来ほぼ毎週のように自主練習を積み重ねてきました。
そして今日の本番のフィナーレを飾ったのがこの「情熱大陸」だったのです。
4曲の中で一番盛り上がり拍手もたくさんいただきました。
終わった後にメンバーの1人が「この曲を練習するとずっと頭から離れなかったことが多かった」と言うと、ほぼ全員が口々に同意していました。
だからこそ曲が終わり本番が終わると同時にメンバーの胸にグッとこみ上げるものがあったようです。
そして終了後に先生からのコメントの中で、完成度としては青い山脈が一番高かった、けれども、
情熱大陸の曲になったとたん空気が変わったんです、すごく伝わってくるものがありました、と・・・。


そして発表会本番が終わり、一区切り付いた安堵感と疲労感とともに帰宅するとテレビでセリーヌ・ディオンの故郷ケベックでのコンサートの番組がやっていました。
さすが故郷ケベック、野外コンサートでしたが会場は超超超満員。はじまりから終わりまでファンの熱狂はすごいものがありました。
そして大スター、セリーヌ・ディオンのすばらしいことすばらしいこと。歌も演出も衣装も・・・何より本人が輝いているのです。
スレンダーなボディに合った衣装と今にも折れそうなくらいのピンヒールで広いステージを動き回ってのファンサービス。
汗一つかかず、熱唱と笑顔でステージを盛り上げ、衣装替えの一瞬以外はほぼノンストップで歌い続けます。
さすが大スター!
そんな大スターで居続けること・・・想像を絶する努力が無ければ出来ないことでしょう。
それを出来るのもきっと誰よりも強い意志があるからに違いありません。

そしてコンサートの盛り上がりも絶頂、アンコールの最後から1曲前があの「My heart will go on」でした。
十数年前に3人に1人は見たと言うあの映画「タイタニック」の主題歌です。

実はこの金曜日に店では琴と尺八のライブを開催しました。
そこでこの「My heart will go on」を琴と尺八で演奏してくださったのですが、タイトルを説明しようとした英語がニガテという尺八奏者に調弦をしながらお琴奏者の方が英語の意味を伝えていました。
その中でこのタイトルにある「will」は「意思」のwillだと思うよ、と。

そんなことを思い出しながらセリーヌ・ディオンの熱唱を聴き終えるとステージはフィナーレ。
タイトルは忘れましたがフランス語で「ミラクル」と言う感じの曲だったかと思います。
歌う前に曲の説明で、自分にも起こったミラクル、強い意志を持ち続けて、みんなにも起こるはず、と言うようなコメントがあり・・・。


ここで今日の一連の流れ、私の心に響いたすべての出来事が繋がりました。
あぁ、そうか・・・人に感動を与える、とか、伝わるということは

如何に 「強い意志を持ち続けている」 か、

ということに起因するんだな、と。


まさに My heart will go on ・・・。


ポジティブであれネガティブであれ、強い意志を持ち続けているとそれが伝わる。
そして現実化する、ミラクルが起こる。


でも、 意思 ではなく、意志 です。


ただ思いを持ち続けても伝わり現実化すると思いますが、高橋大輔選手にしてもセリーヌ・ディオンにしても、ただの「思い」ではなく、強くて積極的な思い「意志」があったからこそ、あれだけの感動を与えたのではないでしょうか。


私にとって、とてもとても大きな気づき。今まで気になっていたことの答えがやってきたのでした。
そして、これに気づいた今日から、強い「意志」を持つこと、意識してやっていきたいと思います。

大切なこと、書き忘れてた(>_<)


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風を切って前へ前へ! [つぶやき]

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店では毎週火曜日にライブを開催していますが、出演してくださるミュージシャン・楽器・ジャンル・編成…本当に様々です。

中には同じ編成、同じジャンル…ということもしばしばあります。
それでも聞こえてくる音楽は本当に多種多様で、私が感じる感覚もまったく様々です。

常日頃から感動を与える芸術って何だろうか?
それはどうやって見ている人に聞いている人に伝わるのだろうか、
そして同じものを見たり聞いたりしても人によって感じ方が違うのはなぜなんだろうか、
伝わるということは、発信する伝える側が主なのか、感動する受け手側が主なのか
…そんなことに関心があるので、
ある時、私が聞いていてほかの音楽とは違う感動を覚えるミュージシャンにお聴きしてみました。

「演奏していらっしゃる時はなにを考えているのですか?」

その方の答えは「なにも考えていない」でした。
でも、考えているのではないけれどイメージがあるのだそうです。

それは 風を切っている のだとか。

風を切って前へ前へ進んでいる のだとか。

日頃疑問に思っていることの答えは未だわかりませんが、一つわかったこと。
それはミュージシャンは「今を生きて」いるんだ、ということ。

クラシックの場合はよくわかりませんが、特にジャズなんかはその場その場で
生まれては消え生まれては消え、その日のメンバー、お客さん、コンディション、
場の雰囲気…それらを感じた結果その時だけの音楽になっているのだと思います。
だから生きた音楽になるのかもしれません。

今を生きる、意外と出来ないことですよね。
ついついさっき起きたことを考えたり、先のことを考えたり。

たった今この瞬間の積み重ねが連続となって自分が形成されてゆく。
そんなことを教えていただいた言葉でした。

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個人的なつぶやきブログですが。 [つぶやき]

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こちらはただいま店のカウンターでスクスクと成長を遂げておりますメダカたち。
今年8月の企画展『ぷらぐれす展』にて、あきる野市在住の陶芸作家さんが作品に入れて目からも涼を・・・と
地元で採ってきた水草に付いていたタマゴが店で孵化したのです。

それから約2ヶ月。

大勢いたメダカも何やかやで半数には減りましたが、だいぶ大きく成長し、今までの器が小さくなったので
ガラスの花瓶へお引っ越しを。
今までより深さが倍以上になったので本当に気持ちよさそうに「すいーっすいーっ」と泳いでおります。
餌も生魚用に替え、稚魚用よりもピースが大きくなりましたが、ものスゴイ勢いで食べてくれ、
母親代わりとしては嬉しい限りで(*^_^*)

さてと。

このブログも店を始める前からスタートしてすでに8年を経過しました。
当初は何気ない出来事や思いを個人的につぶやいておりましたが、
店を始めてからは、様々な人生を生き抜いてこられたお客さまから貴重なお話をお聞きするという、
この恵まれた機会を独り占めするにはもったいない!と、差し支えない範囲でシェアする気持ちで綴って参りました。

ただ昨年末から個人的に思うところあり、更新回数をかなり減らしておりました。
が、つい先日これまた思うところあり過去の記事を読み返してみたところ、やはり貴重なお話を独り占めしているのはもったいない!

と言うことで、またボチボチと更新を再開することに致しました。
個人的なつぶやきブログですが、また良かったらお付き合いくださいませ。
そして良かったらご意見ご感想などお聴かせいただければ嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します♪


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感謝感謝のおかげさまで7周年 [つぶやき]

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本日…すでに日が変わってしまったので正確には昨日ですが…10月22日は、

店の7周年

でした!!

この7年間、変化に進化の月日でした。
これもご縁あったすべての皆様のお陰です。
本当にありがとうございます。

最近日々頭にある言葉「粛々と」

今の一瞬一瞬をただ前へ前へ。
止まらず拘らず。
粛々と参りたいと思います。

これからもご縁のある皆様とともに歩ませていただきたいと思います。

ありがとうございます。
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開催予告!「eco x Art」“eこころ企画”第2弾『ぷらぐれす展』  [U_U ギャラリー]

団扇の風、風鈴の音、蚊取り線香の煙、手ぬぐいの手触り、目にも涼しげなモノたち…
この夏、ぷらぐを抜いて涼しく過ごす知恵を思い出してみませんか

「eco x Art」”eこころ企画”第2弾、
「省電力」がテーマの

『ぷらぐれす展』

を開催します。

特別展『切り師 長屋 明 展』を同時開催。長屋氏の切り絵ワークショップも開催します。
予告をU_U Art Galleryブログにあっぷしました。
http://u-u-art-gallery.blog.so-net.ne.jp/2013-07-15

お楽しみに♪

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替わりのいない存在になる。 [つぶやき]

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ここ数日、店の中で、テレビのインタビューで度々耳にする言葉。


先日、店内で女優を目指す女性にお連れの方がかけていた言葉。
この世界は実力2割、コミュニケーション8割。
8割を締める人とのコミュニケーションの中で、まずは人として替わりのない人間になること、と。

また、一昨日深夜に再放送していたニューヨークアクターズスタジオインタビューで
ジム・キャリーも同じようなことを話していた。

そして今日。数々の一流ミュージシャンのためにピアノを調律する調律師の方から音楽について
お話を伺っていた中でまた出てきました。独自性。
超一流のピアノは凄腕のピアニストが弾いてこそそのポテンシャルが発揮される。
普通の人が弾いてもダメなんです、だからこそ一流なんだ、と。
誰が弾いてもある程度弾ける、ので良いんですか?と。

昔、 お洋服のサイズについても聞いたことがある。
38号(女性の標準サイズ)と言うような規格サイズ、誰にでも合うように作られていているけれど、
実は誰にも合わないのだと。

お店をやっていて、この方向性で良いんだろうか?と思うときがたまにあるけれど、
誰にでも良い店、では、誰にとっても最高の店、にはなり得ない。
みんなに良い店、ではないけれど、誰かの最高の店、になれたらその方が良いんじゃないか。
今度迷ったら思い出せるように記録しておこう。

写真は先日のお天気雨の日、虹が出てやしないかと慌てて外に出て、振り向いたらそこに虹があった。
淡くてすぐに消えちゃったけど確かにそこにあった虹、の写真。


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日々是初日 [つぶやき]

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今日は昨日の雨で空気中の穢れがすべて拭い去られたような晴れやかな1日でした。

私たちは昨日は定休日だったため今日が今月のスタート、初日でした。

今日のこの晴れやかな気候の中
自転車で通勤してくると、そこここで新緑がキラキラ☆
ふと、あー今日のこの日は人生最初の日なんだな~と。
毎日が日々是初日。
過去のことは過去のこと。
毎日新たな一日なんだから昨日こうだったから、と言うことは無いんだ。
なんてことが浮かんで参りました。

写真は昨日。どんよりした雨雲の一画だけ明るく日が射して天使のはしごが見えました(*´▽`*)
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出展者募集!企画展『Go! PLUGLESS』展(2013/8月)@カフェ・ギャラリーU_U [U_U ギャラリー]

この夏、プラグを抜いて過ごすための作品を募集します。
詳しくは「U_U Art Gallery」ブログをご覧ください。

募集.JPG
http://u-u-art-gallery.blog.so-net.ne.jp/2013-04-30-1

ご興味お持ちくださる作家さんの出展をお待ちしております!
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「続あしながおじさん」って… [つぶやき]

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4/9(火)に開催した『英米児童文学の楽しみ~翻訳家谷口由美子の茶論トーク~』は
「あしながおじさん」がテーマでした。

実はワタクシ、これに続編があったとその時はじめて知りました。
そして、古い作品故、障害者に対する当時は常識だった考え方が文中に盛り込まれており、
それが今は差別的表現であること、それが理由で現代版の翻訳本が出版されづらいこと等、
谷口先生がお話くださいました。

先生はもし今この翻訳本を出版したらどんな断りを入れても何かしらの批判の対象になりうるし、
出版社はそれを避けたいので出せないだろうとおっしゃっていました。
でも、そう言う差別が昔は常識で、そのためにかなり差別があったこと、
そして今はそう言う考えが間違っていること、全部含めて表に出さないことは良いこと
とは言えないのではないか、ともおっしゃっていました。
何より、名作がこういった理由で多くの目に触れる機会が減ってしまうことを嘆いていらっしゃいました。

幼少期から比較的障害者とは近い距離にいたのでこの話に興味をもち、図書館で本を探してみることに。
…やはり地元には無く別の図書館で探してもらうことになり、数週間待った後にようやく手に入りました。

読んでみると、確かに障害者に関する表現は読んであまり快くは無かったものの、
今もこの古い考えのままの人も多いんじゃないかな…。
そういう考え方が昔はあったこと、そして今はそれが間違った考えであることを知ること、
は大切なことではないかと思います。過去から学ぶ、と言う意味で。

お話自体はさすがウェブスター、飽きさせず早い展開とユーモアたっぷりの語り口調で
ストーリーにグイグイ引き込まれます。
サリーの孤児院を次々改革していく手腕には驚かされますが、これが書かれた当時は、
まだまだ女性の社会進出は阻まれていた時代でしょうし、地位も低かったと思います。
女性の地位向上、そしてウェブスター自身も訪れ心に止めていたと言う孤児院の環境改善…
後々彼女の思惑通りに歴史は変わっていくことになりますが、この時代にこの題材を取り上げ
しかも面白く世界の名作として歴史に残る作品を作ったウェブスター女史の先見の明に感銘しました。
短い人生だったために作品数が少ないのが残念です。


…それにしてもこのタイトル(>_<)
確かに設定が「あしながおじさん」の後日談であるし、登場人物も被っているとは言え、
お話自体は全く違うし、何より原題が「Dear Enemy」ですよ!
ぜんぜんあしながおじさんじゃないし(°°;)
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