壊れたってイイじゃない [つぶやき]
昨晩衝撃的なテレビ番組を見ました。
「脱!使い捨てプラスティック宣言」
アメリカのドキュメンタリーをBSプレミアムの世界のドキュメンタリーで放送していました。
…ただ、見たと言っても、最近マスターは勉強のために原語で番組を見ることにしているので、全編英語だから正確には把握してないのかも(^^ゞ
でも、何とか聞き取れた情報と映像、時たま出る日本語で訳されたキャプチャーから推測するに…
今世界中に溢れているプラスティック関連製品。
この弊害はかなり大きな影響を、地球に動植物に、そして私たちに及ぼしているようです。
例えば石油。
プラスティック製品を作るには相当な量の石油を消費していること。
例えばゴミ。
プラスティックは燃やせば害のあるガスが出るし、埋めても大地に戻らない。
海に流れ出たプラスティックゴミは潮の流れに乗って大洋に出ます。
細かく砕かれ多くの野性動物が摂取し命を落としています。
私が初めて知り驚いたのは、プラスティック製品を作る過程でもかなりの量のゴミが出ていること。
作るそばからゴミが増えている!!
そしてアメリカ国内で処理できないプラスティックゴミは
中国に輸出され劣悪な環境で処理されていること。
そして何より体への悪影響。
大洋に流れ出たプラスティックを食べた魚介類を私達も口にしているかもしれないこと。
中国で処理された時に出た粉塵やガスは風に乗って当然日本にも届いているでしょう。
それだけでなく、私達の身の回りに溢れているプラスティック製品に触れることで、
身体に取り込まれる成分が私達を蝕んでいること。
特にベビー用品(おもちゃ、哺乳瓶などの口にするもの、肌に塗るクリームから髪や体を洗うもの)
すべてにそういった成分は含まれていて、特に肌に塗るクリームなどの使用率が高い赤ちゃんの尿からは高い濃度で検出されると。
番組の中では制作者である男性が数日間プラスティックまみれの生活を試み、
使用前後の数値を比較しており、驚くべき結果を発表していました。
プラスティックってどこに使われているかご存じでしたか?
ペットボトルやプラスティック容器に入った目に見えて分かりやすい物だけでなく、
紙コップの内側、缶詰め、レトルト食品の袋などの容器、
それ以外に、同じ成分がシャンプー、クリームなどにも使われているそうです。
私達の店で中国茶品茶会を開催してくださる社長さんは、
大地に帰らない物は使わない、と宣言していました。
またあるお客様から、子供の頃に、口に当たる食器やスプーンなどにプラスティック製品を使うと、感情の育たない人間になる、と聞いたこともあります。
百害あって一利なし、とはこのこと!
利があるとすれば、壊れにくいこと、安いこと。
でもね!
物はいつか壊れるんだもの。壊れたってイイじゃない。
今の節約と将来の私達の命。どっちが安い?
…だけど、これだけプラスティックが溢れた今、プラスティックを避けては生きていけないのも事実。
番組では今できることをいくつかあげていました。
全ては覚えていませんが、覚えているものだけでも。
・買う量を減らす
・中古品を買う
・ペットボトルは買わない
・容器を持参する
・ファーストフードを利用しない
他にもありましたが、覚えていません(^^ゞ
ぜひ再放送をご覧ください。
そしてシェアしていただけたら嬉しいです。
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