信仰と宗教 [つぶやき]
ずっと疑問でした。
信仰と宗教の違いってなんだろう?
たまたま宗教家の方に聞くチャンスがあったので、質問してみました。
端的に言えば、信仰とは自分の心の状態。
例えば、朝日が上って感謝する気持ち、など。
宗教とは社会から見た状態。ある啓示を受けたような人がそれをみんなに伝える。
それをまた次の人に伝承していく。そういうつながりのこと。
だそうです。
そこまでの説明はなんとなく予想していたので、あっさり納得。
そこから、宗教と宗派と言うのもまた違うんですよ、と教えていただきました。
どの宗教も、元の人が言い伝えたことは、時代や人の思惑などで伝承していく
経過で変わっていってしまう。そうやって宗派ができる。
だから元の人が言っていた宗教、と、宗派は違うもの。
「宗教」という言葉にアレルギー反応をする方って結構多いですよね。
そのこともその宗教家の方は言及していました。
「宗教を毛嫌いする人ほど、実は宗教がなんなのか知らないんです。」
宗教の話だけでなく、ある一面だけで判断するということは、
そのことを知らないで判断しているのと変わらないのですね。
ずーっと気になっていた疑問をぶつけることが出来てスッキリ!
…実は、一つ知ると疑問もまた一つ増える…。
好奇心と探求心に終わりはないのです。
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