子供の視点 [つぶやき]
お店のカウンターの天井には“サメ”がいます。
オープンしてしばらくしたころ、お客様から譲っていただきました。
ミクロネシアの民芸品だそうで、毎年日本で開かれるチャリティーバザーで購入されたものをマスターが気に入って譲っていただいたもの。
これ、すでに4年前から同じ場所に飾っていますが、意外と気づかれません。
…大人には。
でも、大抵の子供は、店に入って数分で気づきます。
あ~!お魚がいる~!
大人って本当に視野が狭くなってるんだな~とつくづく感じます。
以前見たテレビ番組で、大人と赤ちゃんそれぞれに視線の位置がわかるセンサーをつけてたくさんの顔写真を見せる実験をしていました。
大人は、人間の顔写真を目鼻口とサッと流してみるだけ。猿の写真に至っては視線を流しもしない。
ところが、赤ちゃんは、顔の隅から隅までじっくり視線を走らせるんです。猿の顔でも同様に。
私たち大人は、見ているようで何も見えていない、と言うことが多いように思います。
でも、好奇心旺盛な人は大人でも色々な情報を取り入れ、常にアンテナを張っている。
当たり前を当たり前ととらえず。子供の視点をいつまでも持って。
私も子供の視点を忘れず、好奇心を持ち続けていたいな。
そのためにも、このサメ君にはここに居続けてもらいましょうね。
よろしくね、サメ君!
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