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空間は時間を結びつける [つぶやき]

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いやぁ~映画みたいな話って本当にあるんですね~。今日は「ご縁」の不思議を目の当たりにしました。



ただいま展示中の『A3 in A』展で墨彩画を飾ってくださっている作家 柴山明子さんは、
今日まで銀座ニューメルサの新潟長岡のお蕎麦屋さん「小嶋屋」さんでも絵を展示していらっしゃいました。


その搬出のために新潟からその展示会をプロデュースされた方が見え、
ご一緒に店のカウンターでお茶を召し上がっていると、
そこに佐渡にご縁がある60代の常連さんが。

新潟繋がりで佐渡の話や、小嶋屋さんの話をしていました。


しばしお話をし作家さん達が搬出のために席を立った後、たまたま店に居合わせた
カップルの女性から「さっき佐渡の話をされてましたよね、私佐渡の出身です」と!


(まぁ、ここまではたまにはある話ですよね。)


佐渡にご縁がある常連さんがカップルの隣のテーブル席に移り、
これまた常連さんの60代70代女性も加わり2つのテーブルでクロストーク。

近くご結婚されると言うそのカップル、男性の方は地元出身で常連さんも地元出身。
ベテラン夫婦の馴れ初めや円満の秘訣などなど…話は尽きません。

ひとしきり盛り上がり、さてお開き…となった時点でお互いが名乗り合いました。

カップルの男性が名前と町名をおっしゃったところで、佐渡にご縁がある常連さんが
あれ!僕の知り合いでその辺に同じ名字の人が住んでるよ、と、ある名前をあげると、
なんと、カップルの男性「それ、僕の父ですよ!」と( ゚д゚)

えぇ~!一同ビックリ!

さらに、奥さんはどこどこ出身の誰子さんだよと常連さんがいえば
カップルの男性は「それ、母ですよ!」と!


聞けばその常連さんのお父上と、カップル男性のお祖父様が大親友で、
そのご縁で息子同士も懇意にしており同じ会社で働いていた時期もあったそう!


しかもしかも!


同じ会社で働いていた当時、幼かったカップルの男性が父親に連れられ会社に来たことがあり
それをその常連さんも覚えており「あの時のあの子か~」と!



…実はそのカップル、別の店にランチを予約していたものの、うちの店が気になり
予約をキャンセルしてご来店くださったのだとか。

その上、実は当店は今日は本来ならば1日中レッスンと貸切りの予定だったのが
たまたま急遽午後だけ営業することに変更していたのです。

それがなければ新潟から作家さんをプロデュースされた方がご来店することもなく、
その方がいらっしゃらなければ店で佐渡の話が出ることもなく、
また、後から合流した常連さんの女性がいなければ名乗り合うこともなく…。


佐渡にご縁がある常連男性は、近々父親の大親友だったカップル男性の
お祖父様に挨拶に行く予定にしていたそうで、良い土産話ができたと喜んでいらっしゃいました。



いゃあ~「ご縁がある」ってこう言うことなんですねぇ。


店、と言う空間がお客様の時間と時間を結びつけた。そんなお話でした。



いやぁ~「ご縁」て本当に良いものですね~
(水野春郎 風~^^;)





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