慮る・おもんぱかる [つぶやき]
『慮る・おもんぱかる』
社会人になって20年を越えました。今まで営業補佐、カスタマーサービス、秘書、人事…と、
そのほぼ全期間を社内外の対人サービスに従事してきました。
仕事に限らず、意識せずにいつもこの言葉が頭にあった、と思います。
慮る、とは、辞書で引けば
「周囲、相手の状況をよくよく考える、思いをめぐらす」
とあります。
ま~やりすぎると“自分が無い”とか“気を遣いすぎ”とか“考えすぎ”になるわけですが…^^;
相手の状況に思いをめぐらすとは、
例えば、一見、「のわにぃ~!?(`□´)┘」とブチキレそうになるような態度を
相手がとってきた場合でも、ブチキレて怒りまくるのではなく、
なぜこの人はこう言う/するんだろう?
とか
もしかしたらたまたま機嫌が悪くなることがあったのかも?
とか
家庭環境や人間関係など、その人の背景から起因したことかも?
とか
こちらが言ったことやした態度が相手に与える影響はどうだろう?
とか
…とにかく「なぜ?」を想像すること、だと考えています。
想像する力、とも言えます。
例えば、駅の階段で、流れを逆流して周囲にぶつかって謝りもせず、
逆に凄い形相で周囲を睨み付けて走り去る人がいた、とします。
ルールからしたら明らかにその人が悪い!
でも!?
もしかしたら、恋人との大切なデートの前に急な残業を言いつけられ、
ダッシュで待ち合わせ場所に向かっているのかも!
もしかしたら、危篤の母に会うために病院にかけつけるところかも!
もしかしたら、その人の家庭ではそれが当たり前のことなのかも!
…もしかしたら、元々そう言う造りの顔なのかも( ̄▽ ̄;)
想像すれば、数限りない可能性が広がります。
…が、答えはわからない。
でも!それで良~いんです。
慮ることで、その人の機嫌悪さを自分が引き受けなくてすむから。
そして、慮ると対人コミュニケーションがスムーズにいく場合が多い( ´ ▽ ` )ノ
それは自分のストレスが減る、と言うこと!
イイコトづくめ~。゚.ヽ(*´∀`*)ノ.゚。
…ただ、私のいきすぎたところはビジネスパートナーに「それ」を求めてしまうこと。
…そこも慮れるようになれるようにならないとね(´・ω・`)
まだまだ修行中~♪
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