私たちは生きている、当たり前に。 [つぶやき]
最近、私の中の何のせいなのか、心が動きやすくなっているようで…(^^ゞ
店の窓の外に置いてあるアイビーの鉢にサナギがいるのを発見したのが約1ヶ月前。
あれ以来、恐々観察をしてきました。
でもね、全く変化がない。
アイビーの伸びた枝が、風が吹けばユラユラ、強風にはブンブンと振り回されている。
あんな振り回されて、中の命は大丈夫なんだろうか…!?
疑問に思った私は、子供の頃は昆虫大好きだったマスターに聞いてみました。
「サナギになったら必ず孵化するのかなぁ…?」
マスターの回答は、
「中にはサナギになった時点で力尽きちゃうのもいるんだよ。
高い確率で命が続くのは人間だけだよ。」
でした。
あ~またやってしまった…。
“当たり前”だと思ってしまうこと。
私たちは当たり前に生きている。
不幸にも事故や病気で命を落とすことはあるけれど、
昆虫や野生動物よりは遥かに命が続く可能性が高い私たち。
鳥や殺虫剤の危険を逃れて“無事に”サナギになることが出来れば
当たり前に孵化して成虫になれると思ってた。
もしかしたらあのサナギはもう…。
「今ある命は当たり前じゃない」
と改めて心に刻もう。
窓の外の小さなサナギに気づかせていただきました。
タグ:サナギ 命があるのは当たり前
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