一年の穴うめ [つぶやき]
昨日は、2011年の営業を終え、一年間お世話になったお店を綺麗にする一日。
毎年私の最後の〆は壁の穴埋め。
ギャラリーとして1年間色々な作品を飾ってくれた店の壁ですが、
お店を創った当初からピクチャーレールから吊す形は好きじゃない、という
オーナーであるマスターの意向により木の壁に釘やらネジを使って
直接飾っていただくという方法をとったため、1年の終わりには
壁は穴だらけ。
なので、年末の大掃除には必ずパテで穴を埋めるのです。
昨日もたっぷり3時間くらいかけて穴を埋めました。
埋めていると、今まで飾ってくださった作家さんや作品たちを思い出します。
あれ?こんなところにも穴がある・・・あぁ、あの作品だったなー。
このすっごい太い釘の後はあの大きな作品だ!
などなど。
そしてその穴をパテで埋め、ヤスリでならすと・・・
壁が生まれ変わりました!
毎年穴を埋めて生まれ変わっていきながらも、パテの跡は永遠に残ります。
穴の跡も年輪の一つ。
すべて新しい一年の糧となります。
歴史を重ねる。
お店も私たちも。
また来年もよろしくね。
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