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十三夜 [つぶやき]

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お客様から「今日は十三夜?」と聞かれました。
お友だちが、だから栗おこわを買いに行く、と話していたそう。



十三夜?
なぜ栗おこわ?



?ハテナ?がついたので調べてみました…。



日本では古来、美しい月を愛で鑑賞する風習がありました。


十五夜、と呼ばれる、中秋の名月はご存じの通り。


中秋の名月、実は中国から渡ってきた風習なのだそうです。


当店でも毎年、中国茶の品茶会を開催し、お茶をいただきながら
中秋の名月にちなんだ漢詩の朗読をしていただきます。

中国には中秋の名月にちなんだ漢詩がたくさんありますね。



一方、十三夜とは、十五夜とともに古来から美しい月と重んじられていたそうです。


ただし、こちらは日本独自の風習のようです。


十五夜の後の月だから「後の月」と呼ばれたり、供え物の違いから、
十五夜のことは「芋名月」といい、
十三夜のことは「豆名月」とか「栗名月」というそうです。


また、十五夜を見たら十三夜も見る、とされるのが一般的で、
十五夜だけ見ることは「片月見」と呼ばれて、縁起が悪いとされているそうです。

(これは吉原で客寄せの一環に生まれた、という説があるようですが。)



栗おこわはお月さまにお供えするためだったのですね~!


日本古来の四季を愛でる行事、守っていきたいですね。


ちなみに、今年の十三夜は明日(10/9)でした。
明日は栗ご飯がいいかもね(^_-)



☆画像は先ほど撮影した月。
雲の合間だったのと携帯カメラのため満月みたいに撮れてしまいました(^_^;)
肉眼ではちゃんと欠けてます…。



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