本当のわかる、とは。

今週はイベントが続く週ですが、特にこの土日は連続して

「表現して伝えること」

を仕事にしている、俳優さん・役者さんたちのイベントでした。


彼らの表現を拝見していて、また、彼らとの会話から感じたこと。


「本当のわかる、とは」


何かを表現して誰かに伝えるには、その何かを自分なりに「本当に」わからないとできません。


演技してそれっぽくすることもできますが、それは相手に伝わってしまうそうです。



頭で「わかっている」と思うこと(わかった気になる)と、
実際にやった上で「わかる」こととは大きな差があるそうです。



最近は身の回りに「バーチャル」が溢れています。


テレビをつけても映画館へ行ってもCGを駆使した世界が広がり、子供たちもバーチャルゲームに没頭する…。



バーチャルリアリティー…



“現実”にバーチャルなんてあり得るでしょうか？


この目で見て、この耳で聞いて、この手で触れて、体で感じる。


これ以上に「わかる」なんてことはあるでしょうか？

実際に体験して感じてみる

だからこそ自分の心に響き、

それを表現するから相手の心に届く…



頭でっかちな若者が増えている、と話題にのぼることもよくあります。
若者に限らないことかもしれませんが。


やってもいないのに

「わかっているつもり」

になり

「できる」

と思っている。


だったら実際にやってごらんなさいな。
実際にできたらはじめて「できた」とお言いなさいな。


その時心は何を感じるでしょう。


さぁ、リアルに体験しよう！
リアルに感じよう！


真剣に表現して伝えている彼らを見て、そんなことを強く感じたここ数日なのでした…。