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環境に適応する [つぶやき]

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店には窓がありますが、窓の外のプランターには、以前はオリーブの木を植えていました。


直射日光が当たらないためか元気がなくなってきたので、今は自宅へ待避させ療養生活を送っています。


このオリーブ、店をオープンした当初に設置したもので、最初はどこにでもある普通のオリーブでしたが、
店での設置場所では直射日光が当たらないので生育が悪い状態でした。


ところが翌年、新芽が出るとどうも葉の様子がおかしい。新しく生えてきた葉が標準のオリーブより
三倍くらい大きいのです。

それ以来、毎年出てくる新芽は大きいサイズ。光量が少ない中、自ら受け皿を大きくしたのでしょう。


たった一年未満の間に、生き残るために環境に適応し自らを変化させる…。
生命の強さを感じました。

数年後、生育が悪いだけでなく、あまりに元気がなくなってきたため、自宅の比較的日が当たる場所に
移したところ、翌年の新芽は標準サイズに戻りました…。これもまたその場所に適応しての変化でしょう。




以前テレビで、ガラパゴス島に生息する二種のイグアナが、温暖化のため餌が減った状況に
適応するために変化を遂げた番組を見ました。


かつてガラパゴス島には、海イグアナと陸イグアナの二種が生息していました。

海イグアナは海底の藻が主食で、波に流されないよう海底の岩に体を固定できる鋭い爪を持っていました。


一方、陸イグアナはサボテンの葉が主食でしたが、高い位置の葉には届かずにおりました。


温暖化のために餌である海底の藻が激減した海イグアナ。自らの種の保存のために陸に上がります。


そこで生まれたのがハイブリッドイグアナです。サボテンに登り高い位置の葉を食べられるように
陸イグアナに鋭い爪が出来たのです!


実はこれが意外と短期間に起きた変化なのだとか。10年~20年の間だったような。



人間だけが例外ということは無いはずです。


どんな環境でも受け入れ適応し自らを変化させ、そして生き抜く強い意思があれば、
必ずや生き抜いていけるはずだと思います。

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