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三つ子の魂百まで [つぶやき]

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毎月第三木曜日に開催の『Science Front』

第二回めとなる来週木曜日も、取り上げるのは「記憶」です。

今回は特に「記憶」と「感情」と「五感」の関係を取り上げます。



先日、前回の「記憶」の話をお客様としていたところ、その方は保育士を
していた方なので非常に関連性が理解できる!と教えていただいたのが…


前回の時に話題に上った海馬の脳細胞は、この世に生まれでてから
発達し出し、二歳くらいまでの間に如何に刺激を受けて細胞が活性化するか
が重要で、その一番の刺激は「コミュニケーション」なんだとか。


そのお客様曰く、
まだ寝ているだけの赤ちゃんに赤や青の玩具を見せておくと、最初は見ている
だけなのが次に手を振り回した時に偶然手が当たることから存在を意
識し始め、さらに今度は自らそれを求めて手を伸ばすようになる、とか。


要は、最初は意識しなかったものが、色の視覚や手に当たった触感で刺激を
受けるということ。


また、同時におっしゃっていたのが、刺激は一方通行ではだめらしい、と言うこと。


例えば、音や映像が出ているからとテレビを見せているだけの赤ちゃんは、
テレビからの情報に反応して、赤ちゃんからも発信(声を出したり手を伸ばしたり)
するけれど、それに対してリアクションが無い(相手がテレビなので当然ですが)と
コミュニケーションを諦めてしまうようなのです。


今の二歳とは、昔で言う数えの三歳くらい。
そう考えると、三つ子の魂百まで、とはよく言ったものだな、と。


また、数十年前までは、子供は地域全体で育てていましたよね。


親が忙しくても同居していた祖父母が面倒見たり、そうでなくとも
面倒見がいいご近所のおじちゃん、おばちゃんが、何かと子供たちに
ちょっかい!?出してくれてました!


核家族化で、きちんとした双方向のコミュニケーションが少なくなっている
のは寂しいこと。それだけでなく、脳の発達に多大な影響を与えているのかも…!?


昔ながらのコミュニケーション…実は茗荷谷付近は都心にありながら
下町風情を残している場所がまだまだあります。面倒見のいいご近所さんたち
とのコミュニケーション、大切にしていこう!



クラブ活動で得た知識と、お客様からお聞きする実体験とが一つに繋がって、
自分自身とてもいい勉強させていただいてるんだな~と改めて実感しました。




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