100年後に残る?残らない? [つぶやき]
今日お客様と話していてまたしても衝撃をうけてしまいました…( ゚д゚)
いや、前々からそういう話はよくカウンタートークでも話題に挙がっていたし、
ちょっと考えれば当たり前のこと、なのかもしれませんが…。
“データなら半永久”
という神話は
“ない”
ということ。
以前このブログでも「デジカメの写真、後から見ますか?」と言う記事を書きました。
その時は、震災の際に津波で被害にあった写真を洗って乾かして思い出が戻った、という話題で、
データなら濡れたらオシマイですが、紙焼きならそういう復元も可能なんですね、と。
でも!
今日の話はそんな大きな事件や事故のことではなく、もっと身近で切実。
しかも、100年どころか3年後にも残らないかもしれないと言う話。
お話ししたお客様はお仕事柄データでのやり取りが多いそうですが、
データの場合はそれを後から見るためには、それに対応した
OS
ソフト
デバイス
云々…
が必要となります。
が!日進月歩技術が進化し、それらが次々と新製品に置き換わっているこの時代、
果たしてたった3年後でも今のデータを開ける環境が残っているか?と…。
その方曰く、
すでにご自身が保存した約20年前のデータは見られないのだとか。
例えば画像にしても、jpgやtiffなどの形式が何年か後に変わっていないとは言い切れない。
実際に我が家でも、数年前に録画したVHSビデオはデッキが壊れ買い換えていないので見られません。
もちろん、大切なデータは形式を更新して保存し続けるとは思います。
が、日常の何気ない物…例えば本やスナップやメモなど。
そんな物はわざわざ機材がアップデートする度に保存し直すでしょうか?
実はそのお客様、つい最近美術館で歴史書物をご覧になった時にドキッとされたそうです。
100年後に残っていて貴重な資料とは、実はそんな何気ない日常の痕跡かもしれない。
今日はそんな話をしながら、後世に歴史が残らないかもしれない、
と言う可能性に背筋が凍る思いをしたのでした…。
おそろし…Σ(°д°lll)
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