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ミニスカートから話題のリレー [つぶやき]

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先日観に行った、Moratorium Pakts旗揚げ公演「入場料一八八0円音楽とドリンクつき」

谷川俊太郎さんとのアフタートークの中で、20代前半の女優・シンガーの方が、
谷川さんの「生きる」という詩の中に“ミニスカート”が出てくるがその意味とは?
と質問していました。

御年80歳になる谷川さん、初めてミニスカートを見た時の衝撃を話してくださいました。


私達の店のお客様でも、谷川さん世代が多くいらっしゃいます。

今回の話をすると皆さんの口から「ツイギー」というモデルさんの名前が。

私も写真では見たことはありましたが、確かに可愛くて素敵な女性。

当時の日本はまだまだ高度経済成長期真っ只中で、女性のスカートは膝下10cm。
そんな時代にブロンドの背の高い外国女性がスラッと美しい素足を惜しみなく
見せていたら、当時の世の男性たちはノックアウトだったことでしょうね!!


また、谷川さんと同じ年のご婦人のお客様は、当時の最先端のミニスカートを着たくて
ご自分の洋服を切ってまで作ったそうです。

そんな思いで着たミニスカートも、母親からは「はしたない」の一言で一蹴されたとか。

女性にとっても、それだけミニスカートは衝撃的だったのですね。


そんな話から現代の女性のファッションの話しになり、話題に上ったのは「レギンス」

レギンスは今に始まったファッションではなく、
そのご婦人が若かりし頃にも流行っていたのだとか。
当時の方が明るい色調で、コートと柄や色を合わせたりして
おしゃれを楽しんだものだそうです。

今はグレーや黒など地味な色が多いのを残念がっていらっしゃいました。


そんな話を、当時のファッション業界で活躍されていたご紳士にお話したら
景気が悪くなると暗い色が流行するものだとお話ししてくださいました。


ツイギーの来日は、東京レーヨン(現在の東レ)がキャンペーンとして打ち出し、
世の中にセンセーションを巻き起こしたそうです。
当時東レは、ツイギーに続いてトニー・ザイラーをキャンペーンに起用し、
こちらも大ヒットしたそうです。


谷川俊太郎さんの「生きる」からザイラーまで話が広がりました~!!


年長者の話を伺うのって本当に楽しいですよね。当時の様子がよくわかりました。

時代を理解した上でまた「生きる」を読み直したら、感じ方が変わるかもしれないですね。

試してみようっと。
感想はまた別の機会に…。
谷川俊太郎さんの「朝のリレー」ならぬ「話題のリレー」のお話でした!


Moratorium Pakts旗揚げ公演
「入場料一八八0円音楽とドリンクつき」
(原作/谷川俊太郎、佐野洋子)

当店での公演は10月22日(土)です。

14時の回は若干お席あります。

主宰で俳優の橋本昭博と、ミュージカル女優 野田久美子の二人芝居と、ギターとヴォーカルの男女デュオ「palette」のライブ and more!

お申し込みは↓まで。
電話/ファックス: 03-3944-2356
メール:u_u_info@za2.so-net.ne.jp

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