「Moratorium Pants」旗揚げ公演初日！ [イベント]
定休日の昨日、演劇プロデュースユニット「Moratorium Pants」の旗揚げ公演
『入場料一八八０円音楽とドリンクつき』（原作／谷川俊太郎・佐野洋子）に
行って参りました！
実はこの公演、都内カフェやLiveハウスをまわりますが、その中の一つとして
当店でも１０／２２（土）に開催していただきます。
詳細は当店ブログへ↓（若干空席あります！）
http://i-would-be.dreamlog.jp/archives/6092711.html
私たちのお店での公演も楽しみだったのですが、それまで待てず･･･(^^ゞ
初日がたまたま定休日の水曜日だったこともあり、また、初日にはなんとなんと
原作者の谷川俊太郎さんご本人がいらっしゃって、パフォーマンス終了後に
アフタートークがある！と聞いては行かない理由はないでしょう！
伺ったのは江戸川橋の「絵空箱」さん。
真ん中にテーブル一つ椅子二つ。それをぐるりと囲んで段差を付けて座席が設置され
私たちが伺った時点でほぼ満席でした。
原作は読んだことがなかったので、どんなお話か全く前情報無しで拝見しましたが、
すごいスピード感！男と女が二人の立場・役柄を次々と替えてストーリーが進みます。
･･･内容を伝えたいけれど･･･うーん、なんとも言葉で表現しようがないなぁ。
これは、実際見ていただくしかないっ！！！
パフォーマンス後に谷川さんご本人が登場してのトークショーで、言葉と言うのは、
例えば本物の薔薇をいくら美しいと言葉で表現しようとも、実際の薔薇以上の表現には
ならない･･･というようなことをおっしゃっていましたが、この二人芝居はその御言葉
そのままの舞台だったように思います。
まだご覧になっていない方、ご覧になる予定が無い方、ぜひ実際にご覧ください！
そして、トークショーの中で、谷川さんがおっしゃっていた”他者との関わり”に
私の心はガッチリ掴まれました。
これは、原作「入場料八八０円ドリンクつき」の巻頭に書かれた谷川さんご本人の言葉
について主宰橋本くんの質問に応えてのお言葉でした。（文章はチラシ表紙にも引用されて
いるので、そちらをご覧ください。）
他者との一番のかかわりは「結婚」
ほんとーーーーーーにそう思います。
家族ではない、別々の人生を送ってきた二人が「結婚」というカタチをとることで
家族になります。でも他人なんです。
血が繋がっていたり、ずっと一緒に生活をしてきた家族でさえ”他者”です。
「結婚」というカタチをとり配偶者となった相手は一番身近な他者になります。
そして「結婚」したことにより、（離婚しない以上は）自分の人生に一番影響を与える
他者となるのです。
そして、その一番身近な「他者」との関わりが、
自分を一番成長させてくれるのだと思います･･･。
谷川俊太郎さん・・・素敵な方ですね～。
若者達が一生懸命になって作り上げている様子を、本当に温かい目でご覧になっているのが
伝わってきました。
そしてそのお人柄を見せてくれたこの公演。初日に観に行って本当によかった。
歌のパフォーマンスをしていた方達も素晴らしかったです。
この旗揚げ公演は、各日程でパフォーマンスが変わるそうです。他の場所ではどんな
感じになるのか、観てのお楽しみです。
そして、１０／２２（土）の私たちのお店での公演も、どうなるでしょうね。
本当に本当に楽しみです♪
店内の天然木の壁面を月替わりのギャラリーにしています。
ギャラリー情報はQRコード
お店での講演、すごいですね！ 楽しそうです^^
by niki (2011-10-13 09:00)
狭いお店なのでどうなることやら･･･ですが、楽しみです♪
by ぴょんきち (2011-10-15 02:16)